沖縄、日南に続いて、都城でも巨体がゆったりとダイヤモンドを駆け巡った。それも2度だ。紅白戦3発に続き、オープン初戦でもいきなり2発。24歳・栗原が貫録さえ漂わせた。
初回からチャンスが巡ってきた。無死一、二塁の絶好の先制機。栗原はソフトバンクのエース・斉藤の抜けたフォークを逃さなかった。ちょっぴり首をかしげながら打球を見上げたが、押し込んだ球は左中間スタンドへ飛び込んだ。先制の3ランで、一気に笑顔へと変わった。
横手投げの高橋秀に代わっても、モチベーションは変わらない。五回一死からは直球を高々と打ち上げて左中間深くへ。この日2本目となるソロだ。スタンドへ入る自信があったためか、余裕を持って塁を駆けた。
16勝投手と、若手の成長株の両投手に十分な衝撃を与えた2発だった。栗原は「1本目はレフトフライだと思ったんです」と苦笑いしながらも「2本目はよかったです。あんなホームランを目指しています」と自画自賛した。
21日・西武との練習試合で2死球を受けたこともあり、この日からトレーナー陣から“プレゼント”があった。それは死球対策の「ひじあて」だった。「高校時代はあったけど、プロで着けるのは初めて。トレーナーに着けろと言われました」。死球が多くなるのは、大砲として避けては通れない道でもある。ひじにある違和感も、打席に入っての集中力で簡単に乗り越えてみせた。
昨年は後半だけで15本塁打を放った。「昨年は半分だけでした。今年は過去最高、自分でも自信の持てる成績を残す…そんな気持ちが出てきました」。鍛え抜いた肉体から生まれたパワーを、バットに乗せる快感をすっかり覚えた。
「打順4番」の質問に「そういう気持ちもあります!」と力強く言う。あふれんばかりの自信。WBCで新井がいない間、栗原は着々と4番奪取に向けた“地固め”をしていく。
栗原の存在がまた一段と大きくなった
これで四番の争いは一層激しくなるだろう、タイトルこそ昨年とったものの新井の今までの経緯を考えたら、四番栗原も十分ありえる
とにかく、打てるのはわかった
あとはとにかく結果だけだ、いかにチャンスに打てるか?さすがにこれは開幕してからじゃないとわからないことが多い
四番の重圧はそれほどに大きいが、新井と栗原の存在はお互いにライバルとしてこれからお互いを大きくしていくものだと信じたい
マーティーの結論はいかに???これからのオープン戦が見逃せません


