阪 神 100000100−2
広 島 10010100×−3
▽勝 高橋4試合1勝
▽S 永川18試合2勝2敗10S
▽敗 ボーグルソン7試合3勝2敗
▽本塁打 石原2号(1)(ボーグルソン)金本11号(1)(高橋)
「借金8」4月は絶望的な数字でのスタートだった、同一カード3連敗はなかったが、Aクラスのチームには負け越しのままここまできていた広島カープ。今季も貯金を見ることなくシーズンは終わっていくのか?そんな思いでみていたファンも少なくはないだろう、しかし阪神相手に9勝2敗と大きく勝ち越し、大赤字だったはずの広島カープが一気に借金を完済した。
先発は前回勝ち星こそつかなったが好投した高橋建、今日もファンの期待を背に借金完済すべくマウンドに上がった。
立ち上がりから調子は決してよくなく、初回にいきなり金本から先制タイムリーを打たれる。やはり金本にとっては高橋はお得意様といった内容だった。しかしその後は立ち直り、4度も3人でイニングを終わらせるなど、制球力・変化球がとにかくキレていた。前回登板と同じく石原がスタメンマスクをかぶり、高橋をうまくリードしたともいえるが、それにしてもベテランらしい圧巻の内容に脱帽である。金本に7回にも一発打たれる場面もあったが、その後、お後続を見事に抑えて7回3安打2失点文句なしの内容で降板である。
そして8回には子持ちルーキー宮崎が、危なげなく2アウトまでとると、あとは守護神永川の必勝リレー、しかしこれが思いもよらぬ展開となる、2アウトから鳥谷に根負けし四球で塁にだしてしまうと、関本にヒットを許してしまう。その後シーツを三振で討ち取るが、球が高く低めが決まらない、そしてなにより決め球のフォークで三振が全くとれない最悪のピッチング内容。最終回登板するもとにかく制球が定まらずに永川自身かなり追い込まれてのピッチングとなった。最後は矢野を三振でしとめるが、絶不調の永川に一抹の不安を覚えることとなった
接戦となった今日の一戦、負ければ借金2、勝てば勝率5割がかかった大一番の勝負にさすがの永川も、今日ばかりは疲れただろうが、しかしピンチを迎えても結果的に抑えれば、十分役目を果たしたといえる。
今日のことは忘れて次の試合でも守護神としてがんばってもらいたい
そして3季ぶりに先発で勝利した高橋の株は急上昇だろう、久々の先発勝利に高橋自信もかなり先発でいけると確信したのではないだろうか?これから夏にかけて、体力的に厳しい時期が続くが、佐々岡、高橋の両ベテランでチームを支えて欲しい
改めて言いたい、今季初勝利おめでとう。
前田またも初回にタイムリー
2000本安打がかかった前田の勢いは止まらない、とられたら取り返す、まさに今日の前田のバットは打出小槌である。2アウトから栗原のヒットをはじめ、新井のフォアボール、そして前田のタイムリーで一気に試合を振り出しに戻すと、石原の勝ち越しホームランで一気に勝ち越しに成功する。
広島打線は接戦のときは、このあとのもう一点がなかなかでない試合が多かったが、今日は違う前田のツーベース、森笠のタイムリーで一気に阪神を突き放す、この1点が阪神にとって最後まで遠い1点となった。状態の悪い阪神打線ではあったが、こういう接戦をものにしたことは非常に大きかった。打線も投手陣もよくがんばったといえる試合だ。
ついに5割到達である、広島カープにとって明日からが今シーズンの第2ラウンドがはじまる。今季初の4連勝と勢いに乗っている広島、相手はヤクルトと相性は悪くない、ブラウンカープにとっても連勝劇をこのまま止めるわけにはいかないだろう。交流戦目前のヤクルト三連戦でまずは貯金スタートといってもらいたいものだ。
勝って兜の緒を締めよ、貯金できてこそ初めてファンは安心できる
明日の試合は絶対にものにしてもらいたい。
がんばれ広島カーププレーオフ目指して。


