| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
| ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | |||
| 広島 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
今日は感慨深い試合だった。
市民球場での古田選手の現役最後となる試合、そして今シーズン最後とであろうエース黒田の登板
エースに最後は勝って終わらせたい、広島ナインが再び立ち上がる
相手はヤクルトの勝ち頭グライシンガー、今日は投手戦が予想されていたが広島打線は序盤から一気に試合の主導権を握る
先発黒田が先制されるも、すぐさま犠飛で同点し2回にはまたも犠飛で逆転に成功した、一発もありそつのない攻撃、タイムリーも決め広島にとっては思い通りの試合運びでエースを援護した
それにこたえるかのように、序盤から苦しいピッチングが続いたエース黒田も4回以降から徐々に調子をあげ、ヤクルト打線を7回まで寄せ付けなかった
球数から考えれば本来ならば黒田は7回で交代してもおかしくなかった、しかし交代はなかった次回の広島市民球場での試合は佐々岡の引退登板のことを考えれば、今日の完投は納得がいく
古田選手と黒田の対決を見せるためのファンサービス、一足早い古田選手の引退セレモニー
古田選手にとっても惜別の一打を球界を代表するエース黒田が放ったことはひときわ大きいことだろう、この二人の対決はもうプロのマウンドでは見ることはない
考えたくはないが、黒田もメジャーへの可能性を今オフに秘めている、メジャーへの思いが強ければもしかしたら今シーズン最後の登板の可能性もある
今日は勝ち負けでは測れない特別な試合だったといえるだろう
黒田の完投勝利、これがもし最後の登板となってしまったらきっとこの試合を何度も振り返ることとなるだろう
今日は勝った負けたなどと試合の内容はほんとに二の次だと思っている
古田選手にとっては敵地であるが、市民球場でのセレモニーは敵味方関係なく球場全体が古田選手のこれまでの野球人生を称えた
試合中は敵同士だが、ゲームセットとなれば敵味方は関係ないプロ野球を愛する者たちが、プロ野球人に捧げる声援こそが本来のファンの姿である
広島の地で古田選手への惜しみない拍手と声援は鳴りやむことはなかった
私は広島ファンでよかったと思える今日の試合後の演出
改めてこうした配慮をしてくれた関係者の方々に感謝したい
そして古田選手、日本球界のために今までありがとう
彼の残した足跡は、これからも語り継がれていくことだろう
まだ最後のヤクルト戦が待っているが、一足早い古田選手へエールを送りたい
古田から黒田への惜別の一打、野球人に言葉はいらない、この一投一打がすべてである


