| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
| 横浜 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 6 | |||
| 広島 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | x | 8 |
昨日はなんとか逃げ切りで勝利した広島カープ、新戦力とベテランがかみ合いだしているだけに今日の試合も期待は高い、市民球場は大入り袋の超満員、球場は真っ赤に染まり、ファンのボルテージ頂点へ鯉の季節とともに試合は始まった。
先発は青木、今シーズンは中継ぎからの調整でようやく先発までこぎつけた、超満員のファンに囲まれプレイボール、しかし2回に村田のホームランを皮切りにあっという間に3失点、ブラウン監督も早い段階で見切りをつけ無念の降板、この満員の中でわずか2回の降板に本人もただ呆然とするしかなかった、チームに勢いがあっただけに青木高広も無念の残る内容だったといえる。
その後、3回に一気に同点のチャンスで広島に流れは来たかに思えた、しかしシーボルの併殺打で流れは完全に横浜ペース、ファンも言葉少なくなりただ回を消化するだけの淡々としたゲーム展開となる、1点差が徐々に突き放され気がつけば4点差、回はすでに8回しかも5回以降は打線は元気なくノーヒットに抑えられた。相手投手は決して状態はよくないはずなのだが、ここが広島カープの悪い癖である、あきらめムードが漂う中試合は気がつけば終盤、いつもならば何もなくただ試合を終えていたはずだが、鯉の季節にミラクルが待っていようとは誰一人思ってはいなかっただろう。
ベテラン緒方選手たちへそしてファンへ勇気ある一打
すべてはベテラン緒方孝一のバットから始まった、静まりかえった市民球場は4点差という大差の中悲壮感さえ漂っていた、そんな中ひときわ観客を沸かせたのが代打緒方孝一コールである、ここで一気にファンが目覚め歓喜し、ボルテージが一気にあがる。そのファンの声援に応えるかのような見事なセンター前ヒット!これが今日のターニングポイントである、緒方が起こしたファンへの目覚めの一打が、打撃陣たちへ勇気を与え、勝利への執念を呼び起こさせた、ファンの声援に再び目覚めた打線は気がつけば打者一巡の猛攻で魅せた大逆転劇。ベテランのあきらめない一打が今日の奇跡を生んだことは間違いないだろう。緒方が出塁後赤松真人、天谷宗一郎と続きアレックスで押しだし、栗原健太が犠牲フライ、そして前田智徳のタイムリーに石原慶幸の同点タイムリー、そしてとどめはルーキー小窪哲也の気迫の逆転タイムリー。
各選手たちが打った瞬間に無意識のうちにガッツポーズ、それもこれもファンの大きな声援があったからこそ自然とでたガッツポーズだろう、選手たちの闘志に火をつけたのは緒方の一打であり、ファンの声援に他ならない。今日の逆転劇はまさにベテランと若手、そしてファンのALLIN激という言葉につきる。
守護神永川勝浩復活へ
今考えてみるとちょうどこの時期に横浜相手に永川は2試合連続逆転負けとなり、非常に苦しんでいたことは記憶に新しい、今シーズンもまさかの2軍スタート、フォーム改造に失敗した永川勝浩。悔しい思いの中こうして1軍へ復帰しここまで見事な活躍といえるだろう、とくに相手があの横浜だけに、再び自身を取り戻すきっかけとなるだろう。もう昨年の永川劇場は必要ない今後の永川の活躍に期待したい。
いよいよAクラスへ
今日の戦いをみて不安要素もある、投手陣は悪い流れになればいとも簡単に得点を許してしまう、ストライク先行よりもボール先行といった投球内容、流れ次第で今後も大敗はありうるだろう、中継ぎ陣の状態が気になるところである。
打線も悪い流れをなかなか断ち切れない面がある、貧打打線は未だに懸念材料といえるだろう、特にシーボルの満塁の場面での併殺、あの場面で同点に出来なかったことはやはり今考えても痛い、今日は確かに見事に逆転こそできたものの、毎回そういうわけにはいかないだろう、今後交流戦も待ちかまえているが、このままではもしかしたら昨年のにの前となってしまう可能性は高い、Aクラスへ昇格したとはいえわずか1日で落ちてしまう可能性もある。明日の試合なんとしても勝利し5割に戻し、この9連戦を貯金まで持って行けるようにがんばってほしい、交流戦前の正念場である勝って兜の緒を締めよ、5割は通過点である、ここで消極的になり開幕直後のようにならないようにモチベーションを高めてもらいたい。


