野球の国別対抗戦「ワールド・ベールボール・クラシック」(WBC)に出場する日本代表は22日、ヤフードームで練習した。
この日もバント処理、けん制、フリー打撃など基本的な内容。全体練習後にはイチロー外野手(マリナーズ)と新井貴浩内野手(広島)らが特打を行った。
練習前の時間を使った本格的なミーティングも始まり、3月3日の1次リーグ初戦で対戦する中国を分析。王貞治監督は「中国はアテネ五輪アジア予選の時に上原から本塁打を打った。つぼにはまったら打つ」と警戒した。
新井は明確な目標を持ってWBCに臨んでいる。昨季のセ・リーグ本塁打王も日本代表での役回りは代打が濃厚。「ミスショットしない打撃でここ一番の一打席、一球にかける集中力を養いたい」。シーズン前の真剣勝負を自己鍛錬の絶好機と位置づける。
練習初日の21日は、早々に引き揚げるメンバーを横目に1時間の居残り特打をした。「良い練習ができる環境にある」という姿勢は、キャンプ中と同じ。そこに妙な代表意識はない。まぶしく映るイチローらの姿やプレーを通し、レベルアップを図る意気込みだ。今大会には一塁用と三塁用のグラブを持ち込んだ。辻発彦守備走塁コーチからは早速、マンツーマンでグラブさばきの指導を受け、熱心に聞き入った。「チャンスは少ないだろうけど、カープファンは応援してくれるはず」。代表でのプレーはシーズンと同じようにがむしゃらに挑む


