広 島000001100―2
中 日00022002×―6
▽勝 朝倉15試合5勝5敗
▽敗 高橋9試合1勝3敗
▽本塁打 福留13号(2)(高橋)井上2号(1)(高橋)
希望の光が再び消えたような試合
永川が自らの2軍落ち志願をし、ついにストッパー不在のままこの日を迎えてしまった。
打線が好調ながら、チーム事情は火の車。前田も久々にスタメンに復帰したが、本来の力を未だにだせずにいる。まだまだ光が見えてこないままの遠征に不安を隠せないのは当然のことだろう。
こういう時こそ若手もしくわ、ベテランの燃える闘志が必要である、とくに注目は新井だろう、前回2本のホームランで大暴れしたが9回自らのエラーを皮切りに逆転負け。4番としての進化が問われる今日の試合に、見事にタイムリーを打った。
新井がここで打てなければ、この試合だけではなく明日の試合にも影響してくる、新井が中心のチームとなりつつあるだけに彼が打たなければチームはもりあがらない。
今日の一戦で安心したのは新井がタイムリーを打ち、再び反撃ムードを作ったことだ。これが明日へとつながる一打となっただろう。
今広島カープに必要なのは絶対的な勝ちパターンである。
野球には勝利の方程式がある、1番が出塁し、2番が送る、そして3番がチャンスメイクをし、4番が決める。
そして投手で言えば、先発が試合を作り中継ぎが守り、そしてクローザーで抑える。
当たり前のことを言っているようだが、これが一番難しい。
試合の展開もあるが、こうした勝ちパターンが広島には今ない。前述でも述べたが、新井のタイムリーを決めると言うことがチームの一つの勝ちパターンである。しかしそれだけでは勝てない。投手もまた必勝リレーが必要なのだ。
今の広島にはそれが存在しない、そのことが選手に不安を生み、悪い流れを呼び込んでしまう。交流戦あけの試合から、得点をリードしても全く余裕のない試合展開が多い、3点差リードを広げても、終盤で打ち込まれてあえなく逆転負けである。
先発が6回までに3失点までに抑えれば、横山、梅津、永川の必勝リレーも今までなら考えられた、しかし梅津、永川の思わぬ絶不調に完全に自信喪失している。今広島に試合終盤に投げることが出来る投手が一人もいない、この不安定さが負の連鎖を呼び込む
頼みの綱のフェルナンデスもここにきて魔球の効力が切れ始め、エース黒田も右肘の影響からか、いまいちピリッとしない投球が続いている。安定した投手が一人もいない現状に、打線がいくら好調でも勝てる気がしないのはファンだけではない、選手にもその頭があるだろう。
交流戦の爪痕は未だ癒えることはない。オールスターまで一体広島カープはどんな戦いをするのだろうか?不安に押しつぶされそうになった。
こんなチーム状態ではあるが、ここで期待している選手が2人いる
今日2失点したものの、最速152kmを叩きだした大竹と、今季誰よりも期待されていた長谷川である。
この二人が一つの鍵を握っている。彼らの実力はまだまだ全てを出し切れていないだろう、とくに最近の長谷川は打たれながらもなんとか試合を作っていいる、先発長谷川、中継ぎ横山、クローザーに大竹という必勝リレーも考えていいと思っている、長谷川が2失点以内で6回を抑えれば7回横山、8回梅津、9回大竹といった緊急必勝リレーを考えてもいいだろう。広島の絶対的な勝ちパターンというものをここで一度見直してもいいのかもしれない。
明日の試合に注目したい


